大橋鉄工ベトナムは、バープレス(丸棒)・カチオン塗装を主体とした部品製造会社です。

カチオン電着塗装ライン

カチオン電着塗装部品


カチオン電着塗装とは

被塗物を塗料に浸漬し、被塗物を陰極(−)、電着槽内の電極を陽極(＋)としてこの間に直流電流を流すことで、被塗物側に塗膜を析出 させ、優れた塗膜を得る塗装になります。均⼀な膜厚に塗装でき、焼付け後⾮常に⾼い防錆⼒をもつ電着塗膜を形成します。カチオン 塗装は耐⾷性に優れていることから様々な業種の塗装に採⽤されております

カチオン電着塗装の特徴

・連続加⼯が可能であり、⼤量⽣産に適している
・塗装ロスが少なく⽣産効率が良い
・⽔溶性のため塗料に引⽕するなどの危険性がない
・有機溶剤をほとんど使⽤しないため⾃然に優しい
・複雑な形状や構造でも均⼀な塗膜を形成できる

カチオン電着塗装の主な用途

・自動車部品　　　　・オートバイ部品
・家電製品　　　　　・農機具
・電子部品　　　　　・鋼製家具
・産業機器
※⾦属製（導電性）の被塗物であれば、カチオン電着塗装ができます
　被塗物対応サイズ 最⼤ 約550mm×1000mm×200ｍｍ


カチオン塗装と他塗装⽐較表（当社⽐）

項目/塗装方法	カチオン電着塗装	亜鉛メッキ	粉体塗装
環境面	◎	×	△
複雑形状塗装性	◎	〇	〇
耐蝕/防錆性	◎	〇	◎
塗装均一性	◎	△	×
コスト面	〇	〇	×

塗装品質評価結果

　被塗物：ブラケット
　塗料名：サクセード80#V-ERD

	膜厚（μm）	塩水噴霧試験 ※750時間	密着性 試験結果
規格	20±5	錆幅2mm以上無し 膨れ無し	はがれ無きこと
評価 結果	20.07～22.43	錆幅0.4mm 膨れ無し	はがれ無し
判定	〇	〇	〇

<評価試験結果写真>
・膜厚試験、塩水噴霧試験、密着性試験において全て問題ありません

　　　


塗装生産リードタイム

・被塗物の受⼊から塗装・検査を実施しお客様までの納⼊を約3⽇で⾏います
　お客様のご要望に合わせたリードタイムにて対応させていただきます

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